引っ越し祝いにのしは必要??書き方や水引などのマナーをご紹介!

引っ越し祝いのし

友達が引っ越しする時にお祝いを贈りたいんだけど、のしって必要なのかな?と疑問に思ったことありませんか?

友達だし…そんな大したものじゃないし…と思いがちですが、引っ越し祝いに限らず、お祝いを贈る際にのしを掛けるのはマナーです。

絶対必要ではありませんが、書き方や水引の選び方は正しく覚えておくと役に立つときがありますよ!

引っ越し祝いの詳しいマナーをご説明していきますね!

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引っ越し祝いにのしは必要??

引っ越し祝い

引越しに関わらず、フォーマルな場面での贈り物にはのしを掛けて贈るのがマナーとされています。

のしが絶対必要!という訳ではありませんが、仲が良い友達であっても「親しき中にも礼儀あり」です。

 

ちなみに、”のし”というのは、のし紙右上に付いている飾りのことを指すんです。

これは本来アワビを薄く伸ばした「熨斗鮑(のしあわび)」のことで、長寿を意味する縁起物です。

そのため、慶事の贈り物には「のしあり」ののし紙を用意するのが良いとされています。

 

現在では、のし・水引が印刷されたのし紙を使用して差し支えありません。

仲の良い友達でも、のし紙を掛けてお祝いを渡してあげて下さいね!

 

引っ越し祝いののしの書き方

引っ越し祝いのし表書き

表書きと名前の書き方でそれぞれご説明していきますね。

表書きの書き方

まず、水引の上部に書く表書きについてです。

「引っ越し祝い」といっても、新築を建てて引越ししたのか、中古物件に引越したのか、結婚を伴う引越しなのかによって表書きは変わってきます。

 

新築に引越した場合の表書き

祝御新築」「御祝」と書くのが一般的。

御引越祝」については、マンション購入の際にも使ってOK!

 

中古物件に引越した場合の表書き

「御新築」は適さないので、「御引越祝」「御新居祝」「御転居祝」「御祝」を用いるようにしましょう。

 

結婚を伴う引越しの場合

結婚を伴う引越しの場合は、表書きは「寿」と書くのが一般的。

結婚のお祝いには、水引は結びきりを使いますが、この場合は蝶結びで構いません。

 

このように贈る相手に合わせて表書きを用いるのですが、新築か?中古か?戸建てか?マンションか?と詳しくはわからない場合は、「御祝」を用いて贈りましょう。

名前の書き方

表書きの下には、贈り主の名前を入れますが、表書きより少し小さい文字で書き入れます。

中央に寄せて苗字またはフルネームで書きましょう。

 

夫婦で送る場合は、夫の名前を中央にフルネームで書いたら、妻は左横に名前のみ記入します。

連名は立場や年齢が高い方の名前を中央から左へ順番を守りましょう。

 

連名にする場合は3名までにしておくのが良さそうです。

それ以上の人数になる場合は、代表者の名前を真ん中に記入し、左隣に「外一同」と記して全員の名前を書いた奉書紙をお祝いの中に入れておきましょう。

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引っ越し祝いの水引はどうしたらいい?

餞別水引

引っ越し祝いには一般的に紅白の蝶結びが使われるのですが、水引にもルールがあります。

水引の形は大きく分けると「蝶結び」と「結びきり」に分けられ、この結び方は慶弔を問いません(弔事の場合水引の色は黒白や黃白など)。

蝶結びを使う場面

ちょうちょ結びは何度でも結び直すことができることから、「何度あってもよいこと」を意味します。

引っ越しは何度あってもおめでたいことなので、この蝶結びを使います。

結びきりは場面が限られる

反対に簡単には解けない結び目の結びきりは、慶弔問わず「一度しかないほうがよいこと」に使われます。

結婚・お見舞い・人が亡くなったときなど、限られた場面での使用になりますので注意しましょう。

 

引っ越し祝いののしは内外どっちにする?

引っ越し祝いのし

のしには内のしと外のしがあります。

内のし、外のし、どちらでないといけないというルールはありません。

引っ越し祝いだからというより、贈る方法などによって使い分けます。

内のしで贈る場合

内のしとは、贈るものに直接のし紙を掛けてから包装する方法です。

控えめにお祝いしたい内祝いや、弔事で使われるのが一般的。

また、郵送で送る場合も内のしで送ります。

それは、郵送中にのしが破れてしまうのを防ぐため。

引越し祝いも、郵送するのであれば、内のしで贈るようにしましょう。

外のしで贈る場合

直接手渡しする場合には、外のしで贈るのが良いです。

それは、お祝いごとでたくさんの贈り物が届いたときに、送り主の名前がひと目でわかるように配慮するためと言われています。

 

引っ越し祝いをどのようにお渡しするのかを考えてから「外のし」か「内のし」かを考えてみましょう!

 

まとめ

今回は、引っ越しのお祝いの「のし」についてご説明しました。

・引っ越し祝いにはのしを掛けよう!
・引っ越し祝いの表書きは「御引越祝」や「御祝」だと場面を問わず使いやすい!
・送り主の名前は表書きより小さく、苗字のみまたはフルネームで!
・水引は慶事で用いる紅白の蝶結びを使おう!
・郵送するなら内のし、直接渡すなら外のしにしよう!

引越し祝いはお祝いの気持ちを贈るものです。

気持ちが十分伝わるよう、贈答のマナーとして正しくのしを掛けて贈りたいですね。

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