春から初夏にかけてシーズンとなる潮干狩り!
ゴールデンウイークが近づくと、旅行雑誌で特集が組まれるなど、家族で楽しめる人気のイベントとなっています。
今年は家族みんなで潮干狩りに行きたい!
でも、何を準備すればいいの?
この記事では、そんな疑問にお答えしていきます!
潮干狩りの持ち物は何が必要?!
潮干狩りに行ったことがない方も、ぼんやりと必要なものは見えていると思います。
ここでは、実際に必要な持ち物リストをご紹介しますね!
□熊手
これがないと始まりません。
100均に売ってあるものでも大丈夫ですが、本格的に掘りたいという方は、ホームセンターなどで作りがしっかりしたものを購入しましょう。(1,000円未満で買えますよ!)
子どもとママは100均、パパは本格仕様でいいところを見せるのもありです!
□貝を入れる網
採れた貝を入れるための網になります。
こちらもサイズ別に100均などで購入が可能ですので、忘れずに準備しましょう。
□クーラーボックス+保冷剤
貝を持って帰るときに必要です。
貝の保存温度は約15℃が理想とされていますので、家に帰るまでに時間がかかる方は、保冷剤は現地で購入した方がいいかもしれません。
また、発泡スチロール素材のクーラーボックスだと、長時間の移動でボックス内の温度が上昇し、貝が死んでしまうおそれがあります。
可能であれば、発砲ウレタン素材のクーラーボックスを準備しておきましょう。
□海水を入れる容器(空のペットボトルでOK)
貝を持ち帰って調理する前に、「砂抜き」という処理が必要になります。
砂抜きの方法は、持ち帰った貝を海水に浸すだけ!
そうすることで、貝が殻の中に入っている砂を吐き出してくれるのです!
ちなみに水道水などでは砂抜きができません。
自宅で海水の成分に近い塩水を作ることはできますが、潮干狩りのあとは疲れて面倒です。
クーラーボックス内で海水に浸す方法もありますが、持ち運びの際に海水が重いこと、ボックス内から海水がこぼれてしまうなど、デメリットが大きいのでオススメしません。
潮干狩りの服装は何が正解?
お子さんはきっと、高確率で泥だらけになります・・・。
なので、水着着用が一番楽ちんだと思います。
ラッシュガードタイプであれば、日焼けや小さなケガを防ぐことも可能ですよ!
また、長袖のTシャツやパーカーなどもあるとよいです。
海風が強かったり、天候が崩れて寒くなったりする場合もあるためです。
足元は安全性を考えると長靴ですが、歩きにくい場合もあるため、マリンシューズをおすすめします。
サンダルの場合は、靴下をはいておくと安心ですよ!
(ガラス片や釣り針が落ちている可能性があります。素足はかなり危険なのでご注意ください。)
日焼け対策として、帽子も準備しておきましょう。
お子さんはあごひも付きのものを選ぶことで、風で飛んでいく心配がありません。
潮干狩りで貝の持ち帰り方を知りたい!
潮干狩りを心おきなく楽しんだ!さぁ帰ろう!となったとき、あれ、貝ってどうやって持ち帰るのが正しいの?と疑問に思いますよね?
ここでは持ち帰り方について、ご紹介していきますね!
①真水で洗う
現地に洗い場があれば水道水で、なければ自動販売機などで買った飲料水で、貝をこすり合わせるように洗いましょう。
貝にはたくさんの雑菌が付着していますので、洗い流して処理が必要です。
また、真水で洗うことで貝の口が締まり、鮮度を保つ効果もあります。
②クーラーボックスに入れる
洗い終わった貝を、クーラーボックスに入れます。
注意点として、中に入れている保冷剤と貝を直接触れさせないこと。
貝の保存温度は15℃が理想なので、新聞紙などで包んでから入れるなど、ひと工夫が必要です。
③砂抜き用の海水を容器に入れる(ペットボトルでOK)
自宅で砂抜きを行うために、海水を忘れずに持ち帰りましょう。
④自宅で砂抜き!
持ち帰った貝は、自宅でもう一度洗います。
その際に、キッチンで洗うと雑菌が付着する可能性がありますので、別の場所で洗いましょう。
洗い終わった貝は、頭が少し出るぐらい海水に浸します。
多すぎると貝が呼吸できず、砂を吐き出してくれないので注意が必要です。
冷蔵庫で5~6時間ほど保管してあげるとOKです。
⑤調理の前に塩抜き!
砂抜きが終わった貝をそのまま調理すると、貝に含まれている海水によって塩辛くなってしまいます。
砂抜きした貝を海水から取り出し、ザルに入れて常温で1時間程度、放置しましょう。
塩抜きが終わったら、流水で貝をこすり合わせるように洗ってくださいね!
まとめ
お子さんにとっては自然と触れ合い、自分で採った貝を食べることができる潮干狩りは、とてもいい経験になると思います!
事前の準備と持ち帰り方に気を付けて、ケガや体調を崩すことなく、お家で美味しい貝を味わってくださいね!
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