結婚の挨拶が無事に終わって、両家の両親に結婚を認めて貰い一安心。
さて次は…と考えた時に出てくるのが
「結納」 です。
そういえば、結納ってよく聞くけど、どうしたらいいの?
なんか、お金ばっかり掛かるイメージだけど…実際は何するの?
と色々悩みがでてきますよね。
結婚を決めたほとんどの方が通る道です。
初めての事なので、分からないのは当たり前!
そんな結納について気になる所をまとめてみました。
結納って何の為にするの?
結納とは 婚約を公にする儀式 のことを言います。
婚約とは、二人が将来結婚することを約束することですよね。
二人がお互いに将来結婚しようという意思があり、「結婚しよう」と約束していれば、婚約が成立していると言えてしまうのです。
ただ、これは手続きも何もなく、口約束という事になります。
この「将来結婚しよう」の口約束を二人以外の人に知ってもらい、公にする為に行う儀式が「結納」となります。
結納の儀式を行い、両家間でも二人の結婚の約束を確認し、宣言することで、皆に、二人は婚約しました。と知ってもらう事ができるのです。
またそれだけではなく、結納は二人の婚約を確認するだけではなく
二人の婚姻によって両家が新たに結びつくことを祝う儀式
でもあるのです。
なので、
二人の婚約を公にする
二人の婚姻によって家と家が新しく結びつくことを祝う
為に行う儀式が「結納」という事になります。
結納をするしないって誰が決めるの?
結納については分かったけど、では、結納をするしないの選択って誰が決めるんでしょうか。
両家の結びつきって言われると、二人で勝手に決めてしまってはいけないような気がしますよね。
ですが、まずは、二人がどう考えているか・親はどう考えていそうかという事を話し合っておくといいと思います。
ただし、ここで結論は出さず、お互いどういった考えかという事をお互いに知っておくだけに留めておきます。
二人が結納を希望していなくても、ご両親が希望される場合もあります。皆の意見を踏まえた上でどうしていくか結論をだしましょう。
そして、ここで注意しておきたいのが、基本的に
決定権は女性側にあるという事 です。
結納は義務ではありませんので、親の賛同が得られるなら省略しても構わないものです。しかし、男性側から結納をしないと提案するのは失礼にあたる事になるのです。
結納は、男性側が女性側に結納品などを贈るのが一般的になります。つまり、男性が「する側」で、女性が「してもらう側」という事です。
基本的には女性側が「遠慮させていただきます」と辞退することはできても、男性側が一方的に「しない」と決めてしまうことは失礼に当たります。
とはいっても、地域によっても違いますし、金銭的に難しい事もあります。なので、まずは二人の意思を確認しておき、両親にも確認を取った上で
「結納はしない」となれば、女性側から「遠慮させていただきます」とお伝えしましょう。
結納をしないのは失礼?
上記でもお伝えしましたが、「結納をしない」事自体は、両家が納得の上であれば、失礼にはあたりません。
実際に全体の半数以上の方が結納はせず、結婚の準備に入っています。
私たちも、結納はせずに結婚の準備に入りました。
二人とも結納は希望していませんでしたし、女性側の私の両親も結納はしなくてもいいよ。と言ってくれていたので、辞退させていただきました。
しかし、中には、結納をしたかったけど、男性側に「結納をしたい」という事が失礼になると思って言えずに、結納をしなかった。
など、お互いの希望がすれ違い、後悔されている方や、二人の仲・両家の仲に亀裂が入ってしまう事もあります。
そういったしこりを後々残さない為にも、まずは二人でしっかりと話し合い、両家が納得できるようにしていきましょう。
まとめ
結納の事、少しは分かりましたでしょうか。
結納とは婚約を公にする儀式のことです。
結納を行ったことで、改めて結婚するんだという意識が出てきた。思い出になったから、やってよかった。という方がいる一方で、準備が大変で、やらなくてもよかったかな。
お金がかかって大変だった。という意見もあります。
どうするかは両家の意見にもよりますが、全員の意思をきちんと確認した上で、結論を出して下さいね。
今後、両家にしこりを残すことなく、末永くお付き合いできるよう、二人できちんと話し合う事が大切ですよ。
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