転勤族の我が家。
夫の仕事の都合で、結婚してから5回も引越しをしています… 子供は3人いるので引越しは正直大変です。
毎回、毎回、引越し業者さんが来る前日からてんやわんや。
片付けても片付けても出てくる荷物。引越しが終わったあと、グッタリ疲れます。
でも、一番大変なのは引越しそのものよりも子供達の事。幼稚園や学校を転校しなくては行けなくなるので、住む地域を選んだり、学校を調べたり。それと忘れては行けないのが子供の心のケアです。
我が家は転勤族なので、これから先も引越しは必ずあります。
転校をネガティブなものと思わせないようにたくさん工夫をしています。
これまでのところ、子供達は毎回新しい環境に順応しているようです。
そんな我が家の子育ての不安を取り除く為に実践していることを紹介します。
転勤族の子育ては不安…日頃から子供にも正直に伝えておこう!
夫の仕事は、数年置きに転勤があります。
なのでそろそろ辞令が来るぞと気配を感じ始めたら子供に
『今度の引越しはどこになるかなあ?飛行機に乗れるかな?楽しみだね。』
と、ワクワク感を感じさせるように話をします。新しいお家に住める事、次はどんな間取りの家がいいか、新しい家具を買おうか、などポジティブに伝えます。
転勤先が何となく見えてきたら、鬼のようにリサーチ。
ネット情報だけでなく、ツテをたどって生の情報を仕入れたり、ガイドブックやその土地にまつわる本などを図書館で借りたり、本屋さんで新しく買って、まるで夏休みの旅行に行くような感じで盛り上げていきます。
その土地にある楽しい施設や観光名所、名物料理を子供に見せて実際に体験しようと持ちかけます。
ワクワクをたくさん感じて貰い、住む場所もあらかた決まってきたら、転校する事を伝えます。
ポイントは今のお友達と別れると言う事よりも更に新しいお友達が増える事に重点を置いて話す事です。
今の学校のお友達ともまた会えるし、お友達が新しい場所に遊びに来てくれるかも知れないから楽しい場所を探しておこう、と提案します。
子供に泣かれたりするとやりがちなのですが、子供を納得させる為に同じ学校に戻れないかも知れないのに、『またいつでも戻って来られるよ!』と嘘はつかない方が後々の為に良いと思います。
こうして、親からは不安の要素を見せることなく引越すのは、楽しい事、当たり前の事だと思わせる事で子供もすんなり納得してくれたらしめたものです。
我が家は、毎回この手を使います。引越したくない、転校したくないと言われた事はありません。
引っ越し先の情報収集のカギは周りにオープンにすること!
引越しするだけでも大変でやる事はたくさんあるは思いますが、直前まで周囲に言わないよりは分かった段階でオープンにしてしまいましょう。
周りも助けてくれます。ご近所さん、ママ友など全力で引越しをする事をアピールします(笑)
タネを撒いておくと、新しい土地の情報が自然と入って来たり、引越し先の幼稚園や学校について生の情報を仕入れる事が出来るかも知れません。
私も知り合いを通じてメールのやり取りをさせて貰ったりしてネットでは収集しきれない生活情報を手に入れたりしていました。
評判の良い小児科なども事前に教えて貰えると安心ですよね。
夫が役に立てばいいのですが、やはりこういう時はお母さんネットワークの方が強いと毎回感じます(笑)
井戸端会議のパワーは、素晴らしい!
転勤が決まったらお別れ会は自分主催で!
引越しをするとなると、幼稚園や学校でお別れ会をしてくれたり、仲良しのママ友とランチしたり最後に遊びに行こうなどのお誘いも多くなります。
とてもありがたいけど、引越し作業もあるし、子供が3人もいる私にとって3人分のお別れ会の日程調整は正直大変。
しかも、お別れ会をしてくれるかも知れない、と待つ姿勢でいるのもちょっと変な感じですよね。
そこで我が家では子供が生まれてからの引越しは毎回自分でお別れパーティを開催しています。
最後に会いたい人、子供たちの仲良しの子、ママ友達などなど呼びたい人全員!
これまでは、カフェを借りたり、公園で集まったり、レンタルスペースを利用したり。
調べてみると、たくさんの人数で集まれる場所は結構あるものです。
基本的には子供達が楽しく遊べれば良いので、特別なことはしません。
お菓子や飲み物を準備して、ママはおしゃべりを楽しみます。
引越し先が分かっていれば、カードを用意し、お別れパーティに来てくれたお礼と新しい連絡先などを最後に渡します。
少し手間と費用はかかりますが、数年置きに転々としている我が家にとって一度住んだ土地は子供達に忘れて欲しくないので思い出を作るという意味でも開催する事にしています。
子供達もお手紙を頂いたりして、新しい土地で頑張る決心がつくようです。
やっぱり家族一緒が一番!
子育て中の転勤というと、大変だしせっかく住み慣れた環境を変えるのは相当なエネルギーが必要。
夫だけ単身赴任すれば良いんじゃないかと何度も思いました。
子供達が小学生ぐらいになってくると、そんなに手も掛からなくなり、母親一人でも何とかなるのが正直なところ。
でも、やっぱり子育ては夫婦でするもの。
子供の成長を間近で見たいのはパパだって同じだと思うんです。
だから、我が家はこれからも転勤族を続けて行くと思います。
コメント