顔合わせ食事会は両家の親睦を深められる大切な機会です。
顔合わせ食事会にはコレ!といった正解はありません。十人十色、それぞれのやり方があると思います。
しかし、当日失敗しないためにも、事前の準備はしっかりとしておきたいですよね。
今回は、一般的な当日の流れを確認しながら、事前の準備についてのポイントをまとめてみました。
顔合わせ食事会の当日の流れは?
まずは、準備の前に、顔合わせ食事会当日の流れをイメージしてみましょう。
- 待ち合わせ
- 席に着く
- 最初の挨拶と進行
- 家族紹介
- 婚約記念品披露(ある場合)
- 乾杯
- 歓談
- 記念撮影
- 締めの挨拶
- 1.待ち合わせ
- 2.席順
- 3.最初の挨拶と進行
- 4.家族紹介
- 5.婚約記念品披露(ある場合)
- 6.乾杯
- 7.歓談
- 8.記念撮影
- 9.締めの挨拶
当日はお互い自分の両親と一緒に会場に向かいます。
これは、両親達が先に顔を合わせてしまい、気まずい雰囲気になるのを避けるためです。
両親が遠方から来られる場合は、駅や空港などで待ち合わせをして、家族そろって会場に向かいます。
先に会場に着いても、入店して待っているのはマナー違反になりますので、両家全員が揃うまで他のお客様の邪魔にならない所で待ち、全員揃った所で入店しましょう。
相手の家族を待たせない為にも、お互いに予約の5分ほど前に会場に着くようにしておくのがベストです。
顔合わせ食事会の場所は、個室を選ぶ事が多いと思います。
その際の席順も頭に入れておくことが大切です。
基本的には、
入り口から遠い方が男性側、近い方が女性側です。
さらに、入り口から一番遠い上座から、父親、母親と着席してもらいます。
本人は入り口に一番近い下座です。
お座敷の場合は、床の間がある方が上座になります。
しかし、席順に絶対の決まりはありませんので、その場の雰囲気に合わせても大丈夫です。
全員が着席したら、男性本人、または男性の父親が進行役となり、はじまりの挨拶をします。
結婚する二人が主催の場合は、男性が。親が主催の場合は、男性の父親に進行・挨拶を行って貰います。
私たちは、二人が主催でしたので、最初の挨拶・進行は彼が行いました。
はじまりの挨拶は
「今日は私たちの為にお集まり頂きまして誠にありがとうございます。どうぞ宜しくお願いいたします」
みたいな感じですね。
挨拶は難しく考えず、簡単なもので十分です。
挨拶が終わったら、お互いの家族を紹介します。
まずは男性側から家族を紹介し、それから女性側が家族を紹介します。
仕事や趣味などを盛り込んで紹介すると、その後の歓談でも盛り上がります。
一人ずつ自己紹介していってもいいですね。
婚約記念品がある場合は、婚約記念品の披露・交換をします。
食事が始まる前に、彼からは婚約指輪、彼女からは腕時計やスーツなどのお返しの品を両親の前で改めてお披露目をします。
セレモニーらしく演出したい方には、実際に男性から女性の指に指輪をはめてあげましょう。より盛り上がりますよ。
婚約記念品を用意してない・持ってきていない場合は、婚約記念品披露を行わなくても大丈夫ですし、「近々、婚約指輪を見に行く予定です」「○○を頂きました」と、報告するだけでも構いません。
乾杯の挨拶は、彼本人か、彼のお父さまにお願いすることが多いと思います。
乾杯も堅苦しいものでなくて構いません。
私たちは、彼が母子家庭なので、彼のお母さまにお願いしました。
事前に彼のお母さまにも、彼から乾杯のお願いをしていました。
彼のお母さまは、私の父の事を気にされていましたが、父にも了承を得て、彼のお母さまにお願いしたい事を伝え、快く引き受けて下さいましたし、「二人の婚約を記念して」みたいな感じで乾杯の挨拶をして下さいました。
乾杯後は、食事会のスタートです。
お酒の飲みすぎは進行の妨げにもなりますので、程々に控えながら楽しく食事をします。
できれば二人が中心となって積極的に会話をするように務めましょう。
食事が終わった頃合いを見計らって記念撮影をしておきましょう。
食事の後でしたら歓談で和やかな雰囲気のまま撮影できます。
お店のスタッフの方にお願いして、撮影してもらいましょう。
両家が揃って写真を撮れる事って、なかなか無いものないものですし、記念になりますよ。
のちに、結婚式のプロフィールムービーなどにも使用できておすすめです。
締めの挨拶は彼本人か、彼の父親が行います。
決まりはありませんので、二人で行っても構いません。
お礼の言葉を伝え、最後をしっかりと締めくくります。
以上が当日の流れとなります。もちろんこれが正解ではありませんが、最低限
・最初の挨拶
・乾杯
・家族紹介
・締めの挨拶
は必要かな、と思います。
顔合わせ食事会の事前準備
当日の流れが分かった所で、当日スムーズに食事会が終わるように事前に準備をしておきましょう。
まずは、二人でしっかりと話し合っておくことが大切です。
当日までに考えておくことは、
- 当日の出席者は
- 当日の進行役は
- 最初の挨拶は
- 乾杯の挨拶は
- 婚約記念品の交換・披露をするのか
- 締めの挨拶は
この辺りをまずは二人で話し合っておきます。もし、誰かに挨拶を頼むようであれば、事前にお伝えしなければなりません。
当日急に乾杯の挨拶お願いね!と言われても、なかなか難しいですよね。
自分たちで挨拶をする場合も、ある程度は何を言うか考えておくといいかと思います。
そして、それ以外にも、準備しておきたいのが、当日の服装と手土産です。これは準備というより、話し合っておきたいことなのですが、両家で服装や手土産の有無を揃えておくのは大切なことなのです。
例えば、一方はフォーマルだけど、一方はカジュアルな服装で来てしまって、恥をかいてしまう…なんてことにもなりかねません。
服装に関しては、顔合わせ食事会はあらたまった場ですし、セミフォーマル以上の服装がベストですので、まずは二人で当日どんな服装で行くのかを話し合い、両親にもきちんとお伝えしてください。
当日、両家に差が出ないように、事前に擦り合わせておくことが大切ですね。
また、手土産も、用意するのかしないのかをしっかり確認しておきます。
手土産を用意する場合は、両家に金額の差が出ないように、手土産は○○円!と金額も合わせておく必要があります。
そして、手土産はなしにしよう。となった場合も、両親にきちんとその旨をお伝えしましょう。両親が親切心で用意されていることもあるかと思います。
一方だけ手土産持参になってしまうのも相手にとったら迷惑ですよね。
事前準備といっても、二位で話し合っておくことがほとんどです。
決める事がたくさんあって、本当に大変ですが、今後両家がより良いお付き合いをしていけるよう、二人が橋渡しとなって、素敵な食事会になるようにがんばりましょう。
顔合わせ食事会で話す内容は?
両家が初めて揃う顔合わせ食事会。
両親同士が初対面の場合がほとんどだと思います。
二人が中心となって会話を進めるにしても、何を話題にしたらいいのか迷いますよね。
なので、当日会話が盛り上がるように事前に幾つか話題を用意しておくといいかと思います。
私のおすすめの話題は
結婚準備の状況について
結婚式場がまだ決まってない場合は今後のスケジュールの打ち合わせを行ったり、
結婚式場が決まっている場合は、パンフレットやカタログなどを持っていくと楽しく会話が弾みます。
他にも、趣味や、二人の子供の頃のエピソード、出身地の話題なども、会話が盛り上がります。
小さい頃のアルバムを持って行っても盛り上がりそうですね!
事前に話題を用意していても、二人を差し置いて、両親同士で話が盛り上がっていることもありますし、なんとかなるものです。
自慢話や、宗教、病気などは相手を不快にしてしまう事もありますので、そういった会話は避け、楽しく食事ができるといいですね!
まとめ
顔合わせ食事会で一番大切な事は
二人がしっかり話し合うこと!
どんなことでもしっかり二人で確認し合い、素敵な食事会になるように準備していきましょう。
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