お盆になると法事などでお供え物や香典をいただくことも多いですよね。
「お返しはいらないよ」と言われる方もいますが、実際そうは言われても何も返さない訳にはいきませんよね。
では、お盆でお供え物や香典をいただいたら、どのようにお返しをしたらいいのでしょうか?!
この記事では、お盆のお供え物へのお返しについて金額や品物、お返しの時期などを詳しく説明しています!
お供えもののお返しに悩んだら、参考にしてみて下さい!
※地域の風習などによっても異なりますので、風習なども確認しておくこともおすすめします。この記事はあくまでも参考にして下さいね。
お盆のお供えに対するお礼はどうしたらいい?
お盆にお供えをいただいた場合、そのお供えに対するお礼としてお返しが必要になります。
ただ、お供えの内容によってお返しが必要な場合とそうでない場合があるのです。
お返しする金額もお供え物によって違ってくるんですよ。
お返しが要らないのはどういう場合?
お供え物だけをいただき、そのご食事をふるまった場合はお返しは必要ありません。
お供え物だけというのは、香典はなく物だけだった場合の事です。
法事などで自宅や宴会場などで食事をふるまった事がお返しとなりますので、この場合はお返しはしなくても問題ありません。
食事をふるまっているかどうか。がポイントですね!
お返しが必要なのははどういう場合?
お食事をふるまえなかった方や、郵送でいただいた場合
郵送でお供え物をいただいたり、お食事をせずにお帰りになられたりした場合には後日しっかりとお返しをお渡しする必要があります。
香典をいただいた場合
香典をいただいた方にもお返しが必要になります。
お供えのお返しの金額や品物はどうしたらいい?
お供えのお返しをするのに悩むのが、お返しの金額や品物ですよね。
これは、いくらくらいの物をいただいたのか。によってお返しするものが変わってきます。
お供えのお礼はいくら?
まず、お供え物だけをいただいた場合、いただいたお供え物相当のものをお返しします。
いただいた物の金額が分かるようであれば、同額ほどのお返しを用意しお渡ししましょう。
もし金額が分からないようであれば、お供え物の相場となる3,000円程のお品をえらびます。
次に、香典をいただいた場合についてです。
香典のお返しは「半返し」が基本です。
香典は金額がはっきりと分かりますので、いただいた香典の半額~1/3程度のお返しを用意しましょう。
お供え物の金額や香典が千円~二千円程度の物であった場合、お返し自体が相手の負担となってしまう場合もありますので、そういった場合はお礼状だけでも失礼にはあたりませんよ。
お供えのお返しは何がいい?
お盆のお返しは、一般的に「消えもの」が良いとされています。
「消えもの」とは、食べ物や消耗品など使ったり食べたりして後に残らない物です。
お供え物のお返しとしての定番は、焼き菓子や和菓子・水ようかん・フルーツゼリーなどの食べ物やコーヒーなどの飲み物。また、洗剤やタオルなどの消耗品も人気があるようです。
また、夏に人気のそうめんもお返しによく使われるものですね。
このような品物を金額に合わせて選びお返ししていきましょう。
また、香典が高額だった場合や品物に迷ったらカタログギフトをお返しに用意するのも便利ですよね!
お供え物のお返しにはのしが必要?
お供え物のお返しを用意する際には「のし(熨斗)」は必要ありません。
のし(熨斗)とは、かけ紙の右上にある飾りの事を指します。
この熨斗が印刷された紙の事を「のし紙」と呼び、慶事の際、つまりお祝い事に使用する紙となります。
今回はお盆のお供えなので弔事ですよね。
弔事のときにはのし紙ではなく、のしの印刷されていない「かけ紙」を使います。
黒白や黄白の結び切りの水引が印刷された「かけ紙」を品物にかけましょう。
表書きは 「志」 が一般的です。
また、かけ紙は
内掛け(内のし)品物の上からかけ紙をかけ、その上から包装紙で包む
外掛け(外のし)包装紙の上からかけ紙をかける
とありますが、これは手渡しか郵送かで使い分けします。
手渡しするのであれが、かけ紙が見える「外掛け」
郵送するのであれば、「内掛け」するのがおすすめですよ!
お返しが準備できたら、お礼状と一緒にお渡ししましょう。
お盆のお返しはいつ渡す?
お盆のお返しはいつまでという決まりはありませんが、頂いてからできるだけ早く贈るようにするのがマナーです!
お供え物や香典をいただいたら、後回しにせず、早めに品物を決めてお渡しできるように、事前に何を贈るか検討をつけておくと慌てることなくお返しできると思います。
もしお返しが遅れてしまうそうであれば、先にお礼状だけでも贈るようにしておきましょうね!
法要・法事などのお返し専門店サイトなどで品物を決めて購入してしまえば、掛け紙やお礼状、郵送まで行ってくれるので自分の手間を減らすこともできますよ!
法事・法要のお返し専門店サイトはこちらから
まとめ
お盆のお供え物へのお返しについてご紹介させていただきました!
お供え物をいただいた後にお返しどうしよう?!とあたふたしないように事前に色々準備しておきましょうね!
お返しの金額やお返しの仕方などは、地域の風習や宗教によっても異なってくると思いますので、まずは地域の風習などを確認しておくこともおすすめします。
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