SNSの普及とともに、若い方の間でも年賀状を出す方は減ってきていますよね。
「枚数が多くて面倒くさい」
「年賀状を辞めて年末をゆっくり過ごしたい」
と思う方も多いはず。
ですが、急に連絡なしに辞めると「喪中だったのかな」とか「何かあったのかな」など
相手から心配される可能性もあります。
また、相手との今後の付き合いにも支障をきたすかもしれません。
そうならないためにも、年賀状じまいについてきちんと考えたいものです。
今回は年賀状じまいをどのようにするかについてを3つご紹介致します!
年賀状をやめる伝え方はどうするのが一番??
相手に年賀状をやめると伝える方法は3つあります。
1.寒中見舞いを出して様子を見る
2.LINEやメールで年賀状じまいを伝える
3.1年賀状で年賀状じまいを伝える
それぞれのメリット・デメリットをお伝えしていきますね。
1.寒中見舞いを出して様子を見る
「寒中見舞いを出す」というのは、年賀状を出さずに年賀状が届いた相手に寒中見舞いを出して、相手に察してもらうというやり方です。
寒中見舞いとは、1月5日頃から2月4日頃に出す寒さを見舞う手紙等のことを言います。
年賀状を出した相手から、年賀状ではなく、寒中見舞いが返ってきたという方も少なくはないかと思います。
寒中見舞いは、年賀状の返答や喪中で年賀状が出せなかった場合の代用としても使われています。
年賀状の返答が寒中見舞いだと
「年賀状は出さない方だったのかな」
「来年の年賀状は向こうから届いたら出そうかな」
と考える方は多いはずです。
この流れで年賀状じまいをしてみるのが一つの方法です。
しかし、この方法はあくまで相手次第なので来年も年賀状が届く可能性はありますし、毎年年賀状のやり取りをしている相手だと「今年は喪中だったのかな」と勘違いされる可能性もあります。
若い方や少数の届いた相手にだけ出す方には比較的向いているかと思いますが、スパッと年賀状を辞めたい方には不向きな方法でしょう。
2.LINEやメールで年賀状じまいを伝える
年賀状を出す人数が少なく相手の連絡先を知っている方は、LINEやメールで年賀状をやめることを伝えるのはいかがでしょうか。
どんな文章で伝えたら良いのかな、理由って何て書けばいいの?と迷う方もいるはずです。
しかし、理由は書かなくても大体の方は時代の変化を察してくれるのではないでしょうか。
「家族と話し合って、今年から年賀状を辞めることにしました」
などとストレートに伝えてみましょう。
その上で「これからも変わらず仲良くして下さい」など、関係は変わらないでくださいの
気持ちを伝えると相手も自分も良い気分になります。
理由を書きたい場合は「はがきを使った挨拶を卒業する方が増えたから、私もならうことにしました」などの文だと相手も納得してくれるはずです。
反対に、「忙しくて~・・・」と忙しいことを理由に書くことはおすすめしません。
誰だって何かしら忙しいですから、自分だけが忙しいというような理由は好まれないでしょう。
LINEやメールで年賀状じまいを伝える時の注意点!
LINEやメールで年賀状じまいを伝える場合、時期が重要です!
11月から12月頭までの早めの時期をおすすめします。
毎年、11月1日から年賀状の販売が開始されます。
また、年賀状プリントのお店によっては11月中に早割があり早めに注文する方も多いはずです。
連絡が遅くなったら年賀状が既に完成している可能性もあります。
そうなると、かえって相手をがっかりさせてしまいますのでなるべく早めに伝えるのが良いですね!
3.年賀状で年賀状じまいを伝える
今年で最後にしたい!と考えている方は、年賀状の文章に年賀状じまいを伝える文を添えてみてはいかがでしょうか。
文例としては
「長い間年賀状を頂きありがとうございました。誠に勝手ですがどなた様にも年賀状によるご挨拶はこれで最後にさせていただこうと考えております。今後とも変わらぬお付き合いのほどよろしくお願い致します」
「毎年恒例の年賀状でしたが誠に勝手ながら本年までとし、以後のご挨拶は失礼させていただきます。今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願い申し上げます」
など、様々な文があります。
LINEやメールでの年賀状じまいと同様、文末に今後のお付き合いは変わらずよろしくの文を入れると相手も自分も良い気分です。
まとめ
今回は年賀状じまいについて
1.寒中見舞いを出して様子を見る
2.LINEやメールで年賀状じまいを伝える
3.年賀状で年賀状じまいを伝える
の3つの方法をご紹介しました。
私自身、数年前に結婚したばかりで、年賀状を出さない友人も多いです。
結婚当初は、出したのに返ってこなかった、連絡もなかったとなるとがっかりすることもありました。
せめてありがとうの連絡だけでも欲しかったなぁと思いましたし、せっかく作って何も音沙汰なしなのがこんな気持ちになるのだと学びました。
だからこそ、年賀状じまいをする際はきちんとしようと決めました。
子どもが小さい頃は、年賀状に子供の写真を入れてたな。なかなか会えない友人との唯一のやり取りが年賀状だったな、など、年賀状に思い出がある方も多いと思います。
しかし、毎年億劫だと感じている方も多いはず。
年賀状じまいをして、年末をゆっくり過ごしたいですよね。
あなたはどうやって年賀状じまいをしますか?
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