ようやく春らしい気候になり、お花見に行きたいと考える人も増えてきたのではないでしょうか。
友達や家族、カップルでお花見のスケジュールを計画するために、だいたいの日にちを知りたいと思う人も少なくないと思います。
気温や天気、地域にもよりますが桜の開花から満開までは、おおよそ１週間から１０日前後といわれています。
開花から満花までのおおよその日数がわかるとスケジュールを立てやすいですよね。
実際わたしも開花宣言を聞いてすぐお花見に行ったら、全然桜が咲いていなかったり
満開に合わせてお花見をしようと計画を立てていたら、少し遅く散ってしまっていたり、なかなかタイミングが合わないことが多々ありました。
桜の花は散り際も美しいですが、せっかくなら満開の桜の木の下を歩きたいですよね。
では実際に開花から満開までの日数はどのように決まっているのでしょうか。
桜の開花から満開までは何日かかる
開花とは、気象庁が定める標本木（ひょうほんぼく）に５輪から６輪の花が咲くことを指しています。
標本木は各地方気象台構内または、公園や寺院など、近く周辺の環境が変わりにくい場所にあります。
標本木は全国に58ヶ所あり、基本的にはソメイヨシノが選ばれています。
しかしソメイヨシノが生育しない地域(沖縄・北海道)では、違う品種の桜が選ばれています。
お花見に行くところの桜と標本木の桜の品種が同じでしたら、気象庁の開花状況を確認しながら計画を立てるとよさそうです。
開花する法則として、400度・600度の法則があります。
春に向け、平均気温の合計や最高気温の合計で開花するというものです。
自分で計算して開花予想することもできそうです。
このように開花の予想ができるのですね。
気象庁では標本木の８割のつぼみが咲いた状態を満開とよんでいます。
満開なのに全部の花が咲いた状態ではないのですね。
満開(8割のつぼみが開いた状態)が桜の花の色が本来持つ一番美しい状態だと言われています。
全部のつぼみが開くのは満開から２日から３日後のようです。
また開花から満開までの日にちには地域差があるようです。
九州から関東では、1週間から10日ほど
北陸・東北では5日ほど
北海道では4日ほどとばらつきがあります。
北へ行くほど開花から満開の日数が短くなっていくようです。
お花見にいく地域に合わせて予定を組んでみてください。
桜の開花から満開までは最短で何日
では過去、桜の開花から満開まで実際にどれくらいの日数がかかっているの出しょうか。
実は2012年北海道旭川市では、開花から満開まで0日。
その日は一気に気温が上がり、桜が一斉に咲き出したようです。
元々北海道は開花から満開までの日数が4日ほどと短いですが、一瞬にして満開になるなんて、びっくりですね。
1日中同じ場所にいたら花が開く様子が見れていたのかもしれないです。
ちなみに東京の開花から満開までの最短記録は、1931年と1964年の3日。
最近のデータだと、1998年に4日で満開になっています。
開花から満開までの最長記録は2010年に松山市の19日です。
気温がたびたび下がって寒くなったことが原因のようです。
寒い中桜を見るのは厳しいかもしれませんが半月以上もの間ゆっくり咲いていく桜を楽しめるのもいいですね。
気候や気温によって桜の咲くスピードがかなり変わってきます。
もちろん桜が早く咲けば長い期間満開を楽しめるわけではありません。
気温や天気をみていいタイミングでお花見に行きたいですね。
桜の三分咲きから満開まではどれくらい
三分咲きは、桜の木の３割が咲いていて、７割がつぼみの状態をいいます。
開花から三分咲きまでは3日から6日かかるようです。
三分咲きから満開までは2日〜4日くらいになるでしょうか。
開花情報をみて3日後にお花見に行ったことがありますが、ちょうど三分咲きくらいでした。
夜桜を見に行ったので、ピンク色にライトアップされていて、近づかないとどの桜が咲いているのかわからないような状態でしたが…
お花見をするには三分咲きだと少し寂しい感じがしましたが、人も多くなく、スムーズに桜を見ることができました。
花びらの形、枝と花のつき方など、桜の花一つひとつを見れるので、いつものお花見と違った楽しみ方ができましたよ。
まとめ
桜の開花から満開までは何日かかるか、最短で何日で満開になるのか、三分咲きから満開までは何日かかるかをご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
開花すぐの桜の花を観察しにいくのも、満開の桜を楽しむのも、それぞれの良さがあるかと思います。
また、地域によって開花時期も異なるので、日本全国いろんな場所の桜を楽しむのもいいですね。
あなたのお花見が素敵なものになりますように。
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