一般的にお中元を頂いたら、お礼状を出すのがマナーです。
でも、両親からお中元を頂いた場合は、電話でお礼を伝えるだけの方も多いですよね。
自分の両親であればそれで構いませんが、夫の両親にはそれだけではなんだか失礼な気がしてしまいますよね。
とくに結婚して間もない場合だと、義両親との距離の取り方も分からないし、良い嫁だと思われたい!ですよね。
義両親にお中元を頂いた際のお礼状の書き方や例文をまとめました。
お中元のお礼状の書き方
お礼状とは、お中元を頂いた際に「お中元ありがとうございます」とお礼を書き、相手に送るハガキや封書の事です。
お中元を頂いたら、このお礼状を出すのが最も丁寧なマナーとなります。
目上の方には縦書きの便箋でお礼状を出すのが丁寧な対応ですが、便箋だと、文章が長いので、書く内容に困ってしまうと思います。
余程目上の方でない限りはハガキでお礼状を出しても構いませんので、
義理の両親へのお礼状はハガキに簡単な挨拶とお礼の気持ちを書いて3日以内に出しましょう。
夫の両親からお中元を頂いたら、妻からお礼状を送るのが一般的になります。
ハガキは縦書きでも横書きでもどちらでも大丈夫ですが、できれば縦書きの方が好ましいですね。
表側には「宛先」「宛名」「差出人名」を記入します。
宛先
贈る相手の住所を記入します。
宛名
相手のお宅の世帯主の名前で送ります。
夫の両親の場合は、お義父さん宛になりますね。ご家庭によっては、お義母さん宛になる事もあると思います。
また、お義母さんにも普段お世話になっていて、お義母さんの名前も書きたい場合は、夫婦連名で書きます。
連盟の場合は、それぞれの名前の下に「様」を記入しましょう。
差出人
差出人は夫の名前で書きます。
基本的には夫の名前のみとなりますが、もしご自分の名前を書く場合は、その下に小さく(内)とすると控えめな印象になります。
山田 太郎
(内)花子
裏面にはお礼の文章を記入します。文章の最後に余白が大きくできてしまう場合は、日付と差出人を裏面に記入しましょう。
お礼状の基本的な内容は
頭語
時候の挨拶
お中元のお礼
品物の感想など
相手を気遣う言葉
結語
になります。
普段お礼状を書く機会がないと、お礼状に何を書いていいのか分かりませんが、
定型文を自分の言葉に直してお礼状を書いてしまえば大丈夫です。
定型文のままでは、感謝の気持ちがこもってないことが相手にも伝わってしまいますので、少しアレンジを加えて、お礼状を書いてみましょう。
お礼の気持ちと品物の感想、相手を気遣う言葉が入っていれば短い文章であっても問題ありません。
感謝の気持ちを込めてお礼状を書くことが大切です。
お中元のお礼状の例文
お礼状の例文をご紹介します。
文章を自分なりにアレンジするなどして使用してみて下さい。
拝啓 厳しい暑さが続きますがいかがお過ごしでしょうか
お父さんお母さん この度は心のこもったお品をいただきましてありがとうございます
○○は二人とも大好きなので 美味しくいただきました
まだまだ暑い日が続きますのでお体にお気をつけください 敬具
平成○○年〇月
氏名
住所
拝啓 猛暑の候 いかがお過ごしでしょうか
この度は丁寧なお中元の品をいただき 誠にありがとうございます
早速、家族皆でありがたく頂戴しております
お心遣いに深く感謝いたします。
まだまだ暑い日が続きますが どうぞご自愛なさいますようお祈り申し上げます 敬具
○○年〇月
氏名
お返しの品を贈る場合
拝啓 厳しい暑さが続きますが お元気でお過ごしでしょうか
お父さんお母さん この度は丁寧なお品をいただき ありがとうございます
二人で美味しく頂きました
お口に合うか分かりませんが 心ばかりの品を贈ります
暑さはまだまだ続くようです どうぞご自愛くださいませ 敬具
○○年〇月
品物の感想については、ご自分の言葉で書かれた方がより感謝の気持ちが伝わりますので、ご自分の感想を伝えて下さい!
また、義理の両親であっても、「お義父さん」「お義母さん」ではなく、「お父さん」「お母さん」として下さいね。
まとめ
義理の両親との距離感によってもお礼状の内容が変わってくると思いますが、
なによりも感謝の気持ちを込めることが大切です。
義理の両親からお中元を頂いた場合は、速やかにお礼を伝えるように心がけて下さい。
コメント